トリマーのやりがいについて


毎年人気の職業である「ペットの美容師」トリマー。
大変なことも多い仕事ですが、その「やりがい」はどんな所にあるのでしょうか?
今回はトリマーという仕事の「やりがい」の部分についてご紹介していきます。

トリマーのやりがいについて

■トリマーとはどんな仕事

トリマーは犬や猫のシャンプー・ブロー・カット・爪切り・耳掃除・肛門腺しぼりなどをして身だしなみを整えるのが仕事になります。相手にするお客様はワンちゃんがメインですが、最近ではネコちゃんの依頼も増えてきているようです。

■トリマーの役割とは?

私たちが定期的に理容室・美容室に通うのと同じで、ペットも伸びる毛を整えてあげる必要があります。特に長毛種の子は、毛の伸びすぎで前が見えにくくなったり、歩きづらくなってしまうとケガに繋がるためカットは必須です。
見た目の美しさのためだけではありません。日本の夏は年々気温が上がっているため、夏は熱中症対策のためにサマーカットと呼ばれる顔や足回り以外を短く刈り込むカットをしたり、皮膚の病気を治療するためにあえて毛を短く維持する必要がある子がいます。
トリミングはペットの体調管理にも関係してくるのです。

■トリマーの就職先

トリマーとして活躍する場所はトリミングサロンの他、トリミングサービスを行っているペットショップや動物病院、ペットホテルなどもトリマーの就職先になります。経験を積んだ後、自宅で開業・フリーランスとして活躍する人や海外で活躍する人も増えています。

■トリマーの仕事は大変なの?

毎日かわいいペットと触れ合えてお給料をもらえる仕事なんて最高!と思うかもしれませんが、どんな仕事も楽しいだけではありません。
トリマーの仕事は接客業で、ワンちゃんをトリミングしている時も飼い主さんの対応をする時も、1日立ちっぱなしです。大型犬をトリミング台に持ち上げたり全身を洗ったりと、意外と体力が必要です。
また、人間を相手にする美容師さんと違い、ペットを相手にするトリマーは言葉でコミュニケーションを取ることが出来ません。初めてトリミングを利用する子は怯えるでしょうし、何度利用していても暴れたり噛んだりしてくる子もいます。それでも飼い主さんに任された以上、ケガをさせることなく時間内に仕上げなければいけないので、少しでも安心してもらえるように最善を尽くします。
体力的についていけないことや、忙しさの割に給料が見合っていないと感じて仕事を辞めてしまう人がいるのも厳しいですが事実です。

■トリマーのやりがいとは?

意外と大変なことが多いトリマーの仕事ですが、そのやりがいはどんな所にあるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
① 「ありがとう」と言ってもらえる事
現在働いているトリマーの人たちの多くが感じているやりがいは「お客様に喜んでもらえること」のようです。
・うちの子を可愛くしてくれてありがとう
・やんちゃな性格で爪切りも大変な子なのに、対応してくれて助かった
・丁寧なトリミングをしてくれてありがとう
・相談に乗ってくれてありがとう
こんなことを飼い主さんから直接言ってもらえることは、やはり嬉しいものですよね。
普段仕事をしていて、お会計の時やあいさつの際に言われる「ありがとう」とは重みが違います。自分自身の努力や働き方に対してダイレクトに評価が返って来る仕事はあまりありません。大変だけどやってて良かったと思える、最大のやりがいの1つと言えるでしょう。

② お客様から指名をもらえた時
トリマーの仕事は予約の時に担当スタッフを選ぶことができ、それがトリマーの給料にも影響してくる世界です。はじめましてのお客様に「すごく良かった、次もお願いしますね」と言ってもらえて、次回からリピーターになってもらえるとういう事は、本当にありがたいことです。ありがとうと同様、自分が頑張った分だけ結果が直接返って来るという点がやりがいとして大きいようです。

③ ワンちゃんが喜んでくれた
はじめは怖がっていたワンちゃんも、トリミング後に飼い主さんから「可愛くなったね~」と褒められるとワンちゃん自身も嬉しそうにしています。それを見てこちらまでうれしくなって「やってて良かったな」と思うトリマーも多いようです。
何度も回数を重ねるうちに、トリミングに行くことが楽しい事だと覚えてくれたワンちゃんが、お店に来ても怖がらずに良い子にカットをさせてくれるようになった時は感動もひとしおです。
一期一会の出会いも多い仕事ですが、何度も利用してくれるお客様を増やしていくことこそがトリマーという仕事の醍醐味といっても過言ではないかもしれません。

④ 隠れた病気を発見できた
トリミングは単純にシャンプーをして毛をカットするだけではありません。爪切りや肛門腺のチェックをはじめ、安全のためにも皮膚の状態やワンちゃんの状態を見極めながら作業をしていきます。そんな中、飼い主も気づかないような小さい異変に気付き、飼い主に伝えた事が病気の早期発見に繋がったというケースもあるようです。

動物が好きでトリマーを目指す人がほとんどですから、お店に来てくれる子たちの健康を飼い主と一緒に考えるという点も、トリマーとしてやりがいを感じるポイントのようです。

 

まとめ

いかがでしたか?トリマーという仕事のやりがいについてご紹介しました。
大変なことの多い仕事ではありますが、その分大きなやりがいも感じる事の出来る職業です。将来トリマーになりたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。